socrateskunの徒然なる日記

気になることを記録して参ります。

◉ファクトフルネス 世界は思ったより良くなっている。

ファクトフルネス

 

意図的に繰り返し流されるネガティブなニュースに気づく事。

そのニュースを流す事で誰かが得をしている。

物事が良くなっていても、

それを知る機会は少ない。

ネガティブ本能を抑えるには、

悪いニュースの方が広まりやすい事を知れば良い。

悪い現在の状態と、良くなっている変化の方向は両立しうる。

美化された過去と歴史に気をつける事が重要。

 


ビルゲイツオバマ元大統領が絶賛している。

 


ハンスロスリングと言う国境無き医師団を立ち上げた医師が世界中を回って得た真実の集積。

環境や医療、政治の専門家ですら、チンパンジーよりも世界の真実を知らない。

 


恐れるべきは、たった5つ。

感染症金融危機、世界大戦

温暖化、極度の貧困

 


大切な事を緩やかに実現していく。

しかしNEWSにはなりにくい。

平和、学校教育、医療、電気、清潔な水、

トイレ、避妊具、小口信用、謙虚さと好奇心

 

人々の判断を狂わせる本能とは何か。
①分断本能

 先進国と途上国 →  レベル1〜4

②ネガティブ本能

 世界は悪くなっている → 極度の貧困半減

③直線本能

 世界の人口爆発 → 120億人程で安定する

④恐怖本能

 災害、戦争、テロの恐怖 → 犠牲者減少

⑤過大視本能

 女性の初等教育率は低い → 2%の違い

⑥パターン化本能

 生活レベル差異は文化原因 → 所得レベル差異

⑦宿命本能

 経済中心は欧米 → 人口比でアジア、アフリカ

⑧単純化本能

 進歩に民主主義が必須 → 非民主主義が拡大

⑨犯人探し本能

 二酸化炭素は印中のせい → 経済レベルのせい

⑩焦り本能

 大胆で早急な対策 → じっくり地道な対策

 

 

知識人でも間違ってしまう世界の常識クイズ


①    現在低所得国に暮らす女性の何割が、初等教育を修了するでしょう?

A. 20%

B. 40%

C. 60%

 

②    世界で最も多くの人が住んでいるのはどこでしょう?

A. 低所得国

B. 中所得国

C. 高所得国

 

③    世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?

A. 約二倍

B. あまり変わらない

C. 半分

 

④    世界の平均寿命はおよそ何歳でしょう?

A. 50歳

B. 60歳

C. 70歳

 

⑤    15歳未満の子どもは、現在世界に約20億人います。国連の予測によると、2100年に子どもの数は約何人になるでしょう?

A. 40億人

B. 30億人

C. 20億人

 

⑥    国連の予測によると、2100年には今より人口が40億人増えるとされています。その主な理由は何でしょう?

A. 子ども(15歳未満)が増えるから

B. 大人(15~74歳)が増えるから

C. 後期高齢者(75歳以上)が増えるから

 

⑦    自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変わったでしょう?

A. 二倍以上になった

B. あまり変わっていない

C. 半分以下になった

 

⑧    現在、世界には約70億人います。その内訳として正しいのはどれでしょう?

A. アジア30億人、欧州10億人、アフリカ10億人、アメリカ20億人

B. アジア30億人、欧州10億人、アフリカ20億人、アメリカ10億人

C. アジア40億人、欧州10億人、アフリカ10億人、アメリカ10億人

 

⑨    世界の1歳児の中で、何らかの病気に対して予防接種を受けている子どもはどのくらいいるでしょう?

A. 20%

B. 50%

C. 80%

 

⑩    世界中の30歳男性は、平均10年間の学校教育を受けています。同じ年の女性は何年間学校教育を受けているでしょう?

A. 9年

B. 6年

C. 3年

 

⑪    1996年には、トラ・ジャイアントパンダクロサイはいずれも絶滅危惧種として指定されていました。この3つのうち、当時よりも絶滅の危機にひんしている動物はいくついるでしょう?

A. 2つ

B. 1つ

C. 0

 

⑫    いくらかでも電気が使える人は、世界にはどれくらいいるでしょう?

A. 20%

B. 50%

C. 80%

 

⑬    グローバルな気候の専門家は、これからの100年で、地球の平均気温はどうなると考えているでしょう?

A. 暖かくなる

B. 変わらない

C. 寒くなる

 

 

 

 

 

 

 

正解は、こちら!

 

 

 

 

 

①    C

②    B

③    C

④    C

⑤    C

⑥    B

⑦    C

⑧    A

⑨    C

⑩    A

⑪    C

⑫    C

⑬    A

 

ハンスは死の間際まで、この本の執筆に勤しんだ。

死に行く者は何者にも忖度しないだろう。

だから、この本に書かれている事は事実なのだ。

不安や対立を煽ることで利権を維持している権力者にとっては不都合な真実なのかも知れない。